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第27回 老後が豊かになる!?「確定拠出年金」って?

今回の質問者は編集者A。
先行き不安なご時世ですから、Aも「老後はどうなるんだろう」と不安を抱えていました。そんな折り、会社の先輩から、公的年金に上乗せして給付を受けることができる「確定拠出年金」なるものがあり、近く加入できる人の範囲が広がるという話を聞きました。不安解消に役立つかもしれないと喜んだA。さっそくリリ先生のもとを訪れました。

こんにちは、リリ先生。
今回は「確定拠出年金」について教えてもらいにきました。
リリ先生
今、けっこう話題になっていますからね、他にも相談者が多いんですよ。
やっぱりそうですか。ぼくも来年からいろいろ制度が変わるらしいと聞いて、居ても立ってもいられず相談に来ました。すいませんが、いつもみたいに、「そもそも確定拠出年金って何」というところから教えていただけますか?
リリ先生
ではさっそく始めましょう。
確定拠出年金とは、公的年金の上乗せ制度のひとつです。Aさんが毎月支払っている公的年金(国民年金、厚生年金など)の他に、掛金を拠出し、積み立てると同時に自分で運用して増やしていく私的年金です。ちなみに運用する商品は、お勤め先や金融機関が提示する運用商品(定期預金、積立型の保険、投資信託など)の中から選ぶことになります。毎月の掛金で購入する運用商品を選び、運用した結果を、原則60歳以降に引き出すということになります。
今払っている公的年金とは別にお金を用意して、積み立てたり商品を運用したりすると。それで将来、公的年金とは別に受給を受けるということですか?
リリ先生
そういうことです。
ちなみに、確定拠出年金には、会社員がお勤め先を通して加入する「企業型」と、お勤め先に企業型が導入されていない会社員や自営業者などが金融機関を通して加入する「個人型」の2つがあります。企業型の場合は、毎月の掛金は原則として企業が負担しますが、個人負担で上乗せできる「マッチング拠出」という制度もあり、これを導入している企業もあります。個人型は、毎月の掛金は全額自己負担になります。
なるほど。
確定拠出年金を利用することで、どういったメリットやデメリットがあるんでしょう?
リリ先生
いろいろありますが、メリットで特に大きいのは、税制面での優遇があることでしょう。
税制面での優遇?
リリ先生
はい。まず、掛金が全額所得控除されることです。
年間の掛金の総額を所得金額から差し引くことができるので、課税対象となる所得が減り、所得税と住民税を減らすことができるのです。さらに運用益も非課税になります。ふつう、金融商品を運用して得た利益には税金がかかりますが、確定拠出年金で得た利息や分配金、売却益は非課税となります。また、将来給付金を受けとるときにも非課税優遇措置があります。
税制面でかなり優遇されているわけですね。
リリ先生
そういうことです。税制面での優遇措置を受けながら、老後の資金づくりができることが、確定拠出年金を利用する一番のメリットだと思います。ただし、デメリットもあります。
どういったことでしょう?
リリ先生
特に注意したいのは、掛けたお金が原則として60歳まで引き出せないことです。途中でお金が必要になっても引き出せないので、あまり高額な積み立てはしない方がいいですね。また、企業型は、個々の企業が規約をつくって詳細を決めており、掛金額や選択できる商品のラインナップが異なります。そのため、転職して次の会社で企業型を続ける場合は、それまで積み立ててきた資産(運用商品)を一度売却して移換することになります。退職のタイミングで運用商品の成績が悪いと、資産がマイナスになった状態で売約することもありえますので、注意が必要です。
勉強になります!
あとひとつ、来年から確定拠出年金に入れる人の範囲が広がると聞いたのですが。
リリ先生
おっしゃる通り、制度が変わります。これまで、個人型を利用できるのは、自営業の人か、お勤め先が企業型を導入していない人に限られていました。これが2017年1月から、お勤め先が企業型を導入している会社員、公務員、専業主婦も加入できるようになります。
うーん、興味がどんどん湧いてきたぞ。
ちなみに、確定拠出年金に加入するときの注意点ってありますか?
リリ先生
お勤め先が企業型を導入している場合には、まず企業型に加入するのが原則です。企業型の詳細なルールは企業によって違いますので、お勤め先で確認するようにしてください。また、個人型に加入できるかどうかも、実際には会社が認めるかどうかによりますので、これも必ずお勤め先に確認するようにしてください。
わかりました!さっそく調べてみようと思います。
今日はありがとうございました。

今回のまとめ
  • 確定拠出年金とは、公的年金の上乗せ制度のひとつ。掛金を拠出し、積み立てると同時に自分で運用して増やしていくものである。
  • 確定拠出年金には、会社員が勤務先を通して加入する「企業型」と、勤務先に企業型が導入されていない会社員や自営業者などが金融機関を通して加入する「個人型」の2つがある。
  • 運用する商品は、勤務先や金融機関が提示する運用商品(定期預金、積立型の保険、投資信託など)から選ぶことになる。毎月の掛金で購入する運用商品を選び、運用した結果を、原則60歳以降に引き出す。
  • 確定拠出年金を利用するメリットは、税制面で優遇があることである。具体的には、掛金が全額所得控除されること、運用益も非課税になること、将来給付金を受けとるときに非課税優遇措置があることである。
  • 2017年1月から制度が変わり、確定拠出年金に入れる人の範囲が広がる。これまで個人型に加入できるのは、自営業者か、勤務先が企業型を導入していない人に限られていたが、制度変更後は、勤務先が企業型を導入している会社員、公務員、専業主婦も個人型に加入できるようになる。
ファイナンシャルプランナー 加藤梨里

ガイドProfile

加藤梨里(Lili Kato)

マネーステップオフィス株式会社 代表
ファイナンシャルプランナー(CFP®認定者)
マネーマネジメントコーチ
金融知力インストラクター
保険会社、信託銀行勤務を経てファイナンシャルプランナーに。
金融教育機関や生涯学習センターなどでセミナー講師を務めるほか、
日本FP協会での相談業務や金融教育授業にも多数携わっている。

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