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第18回 税金が安くなるかも!?年末調整の「控除」について教えて

編集部Aは昨年、リリ先生に年末調整について教えてもらいました
その際、気になったのが「控除」という優遇制度。これを利用して納めるべき税金が少なくなり、A夫婦は大喜びしました。
今年は年末調整の控除についてさらに詳しく知りたいと、Aはまたまたリリ先生を訪ねてきました。

お久しぶりですリリ先生。
昨年は年末調整についていろいろと教えていただき、とても助かりました。そのついでと言っては何ですが、今年は年末調整の「控除」についてもっと教わりたくて、また先生のところに来ちゃいました!
リリ先生
今日はまたずいぶんとご機嫌ですね(笑)。
ご依頼の内容については、もちろんご説明しますが、失礼ですけど、Aさんはそもそも「控除」とはどういうものかご存じでしょうか?
なんとなく税金が安くなる仕組みというレベルでしか理解していません…。
今日はその辺から教えてもらえればと思っています。
リリ先生
わかりました。ではさっそくはじめましょう。
まず年末調整における「控除」の意味は、「税金を差し引くこと」です。所得税の金額を計算する際には、例えば、扶養家族がいるとか、何かの治療で医療費を多く払っているといった個人の事情を加味するために、さまざまな控除を適用することで、税の負担が個人の事情に合うよう調整しているんですね。
ちなみに控除には「所得控除」と「税額控除」という2つの種類があるんですよ。
え?控除に2つの種類があるんですか?
リリ先生
はい。
「所得控除」とは、税率をかける前の所得の部分を減らす控除のこと。
所得の金額から控除分を差し引くことで、税率をかけて算出される税額を小さくするという仕組みです。もう1つの「税額控除」は、その後の段階、つまり所得に税率をかけて算出した税額から、控除分を差し引くというものです。
なるほど。税金を差し引くタイミングが違うわけですね。
それぞれどういう種類があるのでしょう?
リリ先生
全て説明していると時間がかかり過ぎてしまうので、今日はAさんに関係ありそうなものをピックアップしてご説明しましょう。所得控除からはじめますね。まずAさんの生活に関わりがありそうなのが「生命保険料控除」です。
昨年、年末調整について教えてもらったときに、ぼくが結婚した際に加入した生命保険が控除に利用できると、教えてもらったような気がします。
リリ先生
そうでしたね。
その情報にプラスなのですが、実は「生命保険料控除」の対象となるのは、1年間に所定の生命保険料を支払った人のほかに、介護医療保険料(入院や通院などに備える医療保険、介護保険など)、個人年金保険料(老後の生活資金を準備する個人年金)を支払った人も対象となるんです。
この3つの保険料控除を最大限に利用すると、合計12万円を課税対象となる所得から差し引くことができるんですよ。
そうなんですか!今年は、万が一入院したときのために医療保険にも加入したので、控除に利用できるかもしれませんね!
リリ先生
あと、Aさんに関係しそうなのは「地震保険料控除」でしょうか。
これは1年間に所定の地震保険を支払った人が当てはまります。
最高5万円までを対象に、支払った保険料の全額、あるいは一部を課税対象となる所得から差し引くことができます。

あとは、少し前にご説明した「ふるさと納税」 も控除の対象ですね。
「ふるさと納税」をすると、寄付金が、所得税と住民税の「寄付金控除」の対象となり、支払った寄付金の一部(寄付金から2千円を差し引いた金額)が翌年以降に支払う所得税や住民税から差し引けるようになります。
おお、そうでした。こちらも利用しなければいけませんね。
リリ先生
続いて、税額控除についてもご説明しましょう。
Aさんの生活に今後関係がありそうな税額控除は、やはり「住宅ローン控除」でしょうかね。これは、住宅ローンの残高がある人が対象となる税額控除で、住宅ローンの残高に応じて、最長10年間、最大400万円~500万円分が税額から軽減されます。
え、そんなに!すごい…!
うちも来年はマンションを買おうかと妻と話していますから、これはぜひ利用せねば。うーん、思った以上にいろいろな控除があるんだな。
でも、たくさん控除があるとなると、申告が間に合わないとか、書類に記入し忘れてしまいそうな気がします。そうした場合はどうすればいいんでしょうか?
リリ先生
年末調整の書類に控除を記入し忘れた場合は、翌年の2月16日から3月16日の間に確定申告をすれば控除を受けられます。
ちなみに、より過去の分を申告したい場合は、時効の期限内ならさかのぼって申告できます。
例えば、医療費控除であれば5年以内であれば申告できるんですよ。
そうなんですね!確定申告をするのはちょっと面倒だけど、控除を受けるためには頑張れそうな気がします(笑)。
リリ先生、あと年末調整で控除を受ける際に注意すべきことってありますか?
リリ先生
社会保険料控除や基礎控除、配偶者控除は、あらかじめ会社が年末調整の際に反映して計算してくれるので、自分で申告する必要はありません。
ところが、生命保険料控除や地震保険料控除などは、会社が加入の状況を把握していないので、自分で申告しないと控除が反映されません。
控除を申告するときに必要になるので、保険会社からの書類を失くさないよう注意しましょう。

あと、「ふるさと納税」をすると寄付金控除を受けられるとお話ししましたが、条件によって年末調整で申告するか、確定申告で申告するか変わってきます。ここも気を付ける必要がありますね。
はい、気を付けます。よーし、今年も年末調整で損しないよう頑張るぞ!
リリ先生、役立つ情報をいろいろとありがとうございました!

今回のまとめ
  • 年末調整における「控除」とは、「税金を差し引くこと」という意味。
  • 控除には「所得控除」と「税額控除」の2つがある。「所得控除」とは、税率をかける前の所得の部分を減らすこと。「税額控除」とは、所得に税率をかけて算出した税額から、控除分を差し引くことを示す。
  • 控除には、1年間に所定の生命保険や介護医療保険料、個人年金保険料を支払った人が対象となる「生命保険料控除」や、1年間に所定の地震保険を支払った人が対象となる「地震保険料控除」、地方自治体などに寄付をした人が対象となる「寄付金控除」、「住宅ローン控除」など多数の種類がある。
  • 年末調整の書類に控除を記入し忘れた場合は、確定申告をすれば受けられる。
ファイナンシャルプランナー 加藤梨里

ガイドProfile

加藤梨里(Lili Kato)

マネーステップオフィス株式会社 代表
ファイナンシャルプランナー(CFP®認定者)
マネーマネジメントコーチ
金融知力インストラクター
保険会社、信託銀行勤務を経てファイナンシャルプランナーに。
金融教育機関や生涯学習センターなどでセミナー講師を務めるほか、
日本FP協会での相談業務や金融教育授業にも多数携わっている。

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